詳細な血液検査を希望したら医師に怒られた方の話

血液検査をお願いしたら医師に怒られた⁉︎

こんにちは!

Shin整骨院の飯島です。

先日から新たにスタートした食事サポートですが、血液データをチェックして個別の状態を見極める内容もプランに入っています。

その際、こちらで作成した検査していただきたい項目リストをお渡しして、近くの病院で検査をしてもらう流れとなっています。

基本的に血液検査は内科含め、どこでも可能です。

ただ、私のチェックしたい血液データは50項目を超えるため、かなり珍しがられます。

一般的な検査は10数個程度の項目になるため、医師の反応は「そんなに調べなくても平気だよ?」「何に使うの?」みたいな反応がほとんどです。

シンプルに珍しがられる反応をされる医師の方がほとんどでしたが、先日、なぜか医師に怒られた方がいましたので今回のテーマとして扱います。(ご本人には了承を得ています)

なぜ、希望する検査をスムーズに行えなかったのか?

これは現代の医療制度の問題点を浮き彫りにする典型事例なので、ぜひ最後までお読みください。

目次

血液検査を希望しただけで医師が怒った理由

一般的な血液検査は体調不良など、何かしらの不調を患者が訴えたときに医師の判断の基で行うケース・転職の際の健康診断が最も多いパターンです。

ただ、今回は私が作成した検査項目が記載された用紙を持って行ってもらい、患者側から血液検査を希望する形になっています。

サービス開始前は入念に近隣の病院を回って仕組み・対応をチェックしましたが、ほとんどは「こんな項目調べてどうするの?」という純粋な疑問を投げかけてくるケースです。

別のサポート受講生の方も同じように「何に使うの?」というような反応をされています。

なので怒り出すというのは事故に遭ったレベルの確率であると考えていいです。

基本的には「ジムで食事サポートを受けるためです」というと、「そうなんだ〜」くらいの反応で終わります。

医療従事者の免許が更新性でない問題点の典型事例

医師・治療家含め、医療従事者は一度免許を取得したら永続的に効力を持ちます。

要は、更新性ではないので最新知識を入れてアップデートしなくても成り立つんですね。

その結果、最新知見をアップデートできず、プライドだけが育ってしまった場合、“わからないこと”をされるとムカつく先生も多いです。

「俺の言うことが聞けないのか!!」というイメージです。

これは一般の方でも頭に浮かびやすい事例ですよね?

私は交通事故対応も多くしているのでわかりますが、被害者の方が当院で治療すると言うと怒り出す先生を何人も知っています。

社会的に最高位に医師に従わず、病院より地位の低い整骨院に行くのはプライドが傷付く→患者を潰しにいく、という場面も多く知っています。

ただ、これは特殊事例なので心配する必要はないですが、血液検査の項目を希望するだけで怒り出す先生がいるのは驚きでした。

これは「視点」違うから起こることです。

私と医師のチェックポイントの違い

医師ではない私が血液や血糖値・腸内細菌レベルまでチェックしてサポートする体制という話を聞いたとき、おそらく「医師のマネごと」だと思う方もいると思いますが、実は明確に違います。

まず検査項目ですが、一般的な血液検査では10〜20項目くらいになっていて、目的は「大きな病気がないか?」という「異常」を調べる目的になっています。

そして、各項目の乱れを“線にして繋ぐ分析”ではなく、単項目ごとの判断です。

どういうことかと言いますと、基準値から出ていたら薬を出すかどうか?大きく基準値をはみ出していたら専門医を紹介という判断です。

基本的に細かい食事指導はありません。あるとしたら「脂質に気をつけて」というような感じです。

私の親戚は血液検査の結果を聞きに診察を受けたところ、乱れた数値があったので

医師「食事で何か心当たりある?」

親戚「最近は○○を食べているからかもしれないです」

医師「じゃあ、それかもね〜」

という感じで終わったそうです。

それに対して私がチェックする項目は50項目を超えます

こういった背景があるので、医師からすると「そんな細かくミネラルバランスとかホルモンなんか調べても病気かどうか調べるのに意味ないよ?」という感覚になります。

では、そんなに多い項目を調べて何をするためかと言いますと「痩せない原因」「不調の原因」などを分析するためにデータを使います。

乱れた項目を「点」で見るのではなく、点を繋いで「線」に繋いで分析です。

50項目もあると、何となく使いがちな「体質」という部分の傾向がかなりわかってきます。

これはイメージつきにくいので、どこかのタイミングで協力してくれるサポート受講生の方の実例を公開できればと考えています。

基準値の“カラクリ”

血液検査をしたことがある方はわかると思いますが、実際の数値の横には「基準値」というものがあります。

医師が見るのは「基準値から外れているかどうか?」もっと粗い場合は「基準値より高い数値はないか?」です。

どういうことかと言いますと、基準値よりも低ければ気にしない、高ければ薬を出す。

こんな思考です。

ここで問題なのは基準値というのは検査機関によってバラつきますし、何より基準値の幅が広すぎる。

例えば、上の画像の白血球数は上限9,000ですが、6,000を超えている場合は食事で炎症を引き起こしていると私は捉えています。

その他の例で言いますと、平均血糖値を表す「HbA1c」という項目があるのですが、基準値が4.6〜6.2というところもあります。

4.8を下回ればかなり低血糖ですし、逆に5.7を超える方のリアルタイム血糖値を調べると「糖尿病予備軍」である可能性が非常に高いです。

でも“基準値”に入っていれば大丈夫(健康)と判断されます。

基本的に基準値に入っていれば「正常(健康)」、基準値を1でもオーバーしたら薬の処方というイメージです。

大幅にオーバーをしてたら大きな病院もしくは専門医を紹介という流れです。

基準値ではなく「理想値」を診る

医師が基準値を診るのに対して、私が診るのは基準値の中にある理想値です。

(赤が基準値より高い・青が基準値より低い)

「健康診断では異常ないって言われた」という人でも、理想値に当てはめていくと結構な割合で乱れがわかってきます。

この数値は妻のものですが、病院での基準値では基準から外れた項目は3つだけ。

でも理想値に当てはめるとこれだけ乱れがわかります。

血液データ上が健康でもお腹を壊しやすい・食後の異常な眠気・筋肉が付きにくいなど、「病気ではない不調」が複数あります。

これはよくある「なぜか出産後に痩せなくなった」「40歳超えたら慢性疲労が抜けない」などの症状は「異常なし」という扱いになるということです。

ただ、血液や血糖値を細かくチェックすると課題が明確になる面白さがあります。

病気の手前が健康という「制度」の問題点

現在の医療制度の問題点として病気(診断名が付くもの)になって初めてサポートを受けることができるという点です。

逆に診断名がなければ「健康」という扱いです。

もちろん自費であればいろいろな形式でサポートを受けることが可能です。

ただ、病院の収益源のほとんどは保険診療です。

そのため、単価の低い保険診療を数多く“回して”、「薬というサブスク」に持っていく仕組みが最優先されています。

だから細かく問診して、さらに食事をチェックして、分析なんてしてたら労力と報酬が全く見合わなくなります。

例えば

  • 皮膚科のステロイド
  • 内科の血圧剤
  • 精神科の抗うつ薬

これらは根本原因へアプローチすることなく、薬を増やすか・減らすか、という対処になります。

そして重要な収益源です。

治すのではなく、抑えるか?という思考です。

通院した方ならわかると思いますが、そう簡単には薬を辞めれないはずですよね?

病院は薬を辞めてしまえば利益がなくなる。

さらに根本の食事改善サポートをしても保険が効かないから集客できない→勉強するメリットがない。

さらに難しい知識を入れていく必要があるから尚更やらない。

こういった背景を理解しておく必要があります。

もちろん薬が悪というのではなく、症状がひどくなった場合は薬に頼る場面も必要です。

ただ、症状を抑えたあとは、薬で抑え続けるのではなく再発予防の根本対策が重要になります。

しかし、再発予防や根本対策の部分がいまの医療制度では難しい。

個人が自発的に動かないと情報を得られないし、サポートを受けられない。

だからこのブログのような情報収集場所というのが大切になってくるのかなと考えています。

大事なのは「病気」と「健康」の中間部分

私が重要視しているのが東洋医学的な言い方で表すと「未病」

何となく不調に感じる部分です。

今はひどくなかったとしても、それは例外なく将来的な病気の予兆になります。

大事なのでもう一度言いますが、「例外なく」です。

不眠・便秘・痩せない・慢性疲労など、全て該当します。

要は、健康と病気の中間地点となっていて、取り組みのジャンルでいうと「予防」です。

例えば「健康を意識し過ぎてストレス溜めるくらいなら好きな物を好きなときに食べたい」という価値観であれば、予防なんてしなくていいと思います。

不摂生が多い=カラダには悪いですが、それを許容する生き方という視点では悪くないと私は考えています。

ただ、それで若くして病気になってもそれは受け入れないとダメですよね?

ここで問題なのは、体調が悪いから健康を意識した生活を送りたい。

でも病院では異常なしと言われたからそのままにしているという方です。

本気でダイエットや体質改善に取り組みたいのに、必要な知識をもらえず、「異常なし」という言葉を信じていたのに気づいたら痩せていないし病気になってしまった。

これは最悪ですよね?

そのような「マッチングミス」をなくしたいので、普通のダイエットサポートではなく、あらゆる悩みに対応できる食事サポート体制を作り上げました。

権威性のある医師の言葉は強力な力を持っていますが、これからの時代は患者側、サポートを受ける側も知識を身につけないといけません。

治療と予防が“競技”が違う

若い頃より痩せなくなった、疲労や睡眠の質の低下など、何気ない不調は必ず原因があります。

「歳だから・・・」と放置してはいけないです。

40歳・50歳を超えても対策は無限にあります。

  • 異常値をチェックする医師の視点
  • 理想値から不調の原因を探る行為

検査項目は同じでもは全くの別競技です。

私のようにバイオロジカルデータをチェックしたサポートはほとんどないのでイメージしにくかったと思いますが、これで少しでも明確になれば幸いです!

産後初回検査

※痛みや不具合の出ている部分の確認・検査を行います。骨盤を締める手技は行いません。

目次