本当に産後6ヶ月経過すると骨盤矯正するには手遅れなのか?

こんにちは!Shin整骨院の飯島です。

産後骨盤矯正で来られる方の中に「出産後から6ヶ月以上経過していますが間に合いますか?」と質問される方が一定数います。結論から言いますと、十分間に合います。

なぜ、このような質問は出てくるのかと言いますと、骨盤矯正をするのにリミットがあるという情報が溢れていることが原因です。

たしかに骨盤を矯正しやすい時期はあります。ただ、インターネット上の情報を全て鵜呑みにすると間違った知識を持ってしまうので注意が必要です。

そこで今回は産後骨盤矯正をするタイミングで効果が変わってしまうのかについて解説していきます。

産後6ヶ月で骨盤が固まって骨盤矯正は手遅れになる?

産後骨盤矯正が手遅れになるタイミングは6ヶ月という情報が非常に多いです。これは出産後の骨盤はホルモンの関係で緩さが出ることが理由として挙げられます。

骨盤に緩さがあるうちは動かしやすいため矯正をしやすい状態になりますが、期間が経過することで骨盤が固くなってしまうと手遅れになるという理屈です。

骨盤の緩さが減っていき、徐々に固まってくるのは間違いではありません。では本当に出産後6ヶ月を過ぎると手遅れになってしまうのでしょうか?私個人の経験からすると違います。

全ての人が一律で出産後6ヶ月で固くなるわけではありません。実際に患者さんを施術していると、出産後2ヶ月で骨盤が固い方もいれば数年経過していても緩さがある方もいます。

そのため出産後から6ヶ月以上経過していても、骨盤矯正をするのに手遅れだと思わない方がいいです。たとえ骨盤が固くなっていても1㎝以上細くできることがほとんどです。

「産後骨盤矯正をしようと思っていたけど、育児に追われている間に6ヶ月経過してしまった・・・」という方も多く来院されているのでご安心ください。

産後骨盤矯正が6ヶ月で手遅れだという情報が溢れている理由

整骨院を探すときはほとんどの方がHPを比較していると思います。HPというのは99%以上は業者に委託して作成してもらっています。実は、HP上の文章を含めた構成も全て業者に丸投げということがほとんどです。

このとき、産後骨盤矯正のページを作成するときはテンプレートを使用するか、他社のHPをマネするかのどちらかになります。

おそらく「出産後の骨盤矯正は6ヶ月以内に行うのがいい」「6ヶ月を過ぎると骨盤が固くなりリスクが高くなる」という情報を、さまざまなHP業者が参考にしているうちに「産後6ヶ月を経過すると手遅れ」という内容に変わってしまったのかな?というのが個人的な見解です。

インターネット上ではこのような情報が溢れていった結果、治療家自身も産後6ヶ月がリミットと信じてしまっているケースをよく見かけます。これも「出産後の骨盤矯正は6ヶ月以内に行うのがいい」という情報が溢れている原因です。

ちなみに当院は全て私が文章を含めた構成を作成しています。他社と構成や違う情報が多いのは、実際の現場で感じたことをそのまま書いているためです。

Shin整骨院の最高記録は産後15年の患者様

先ほども書いた通り、出産後から6ヶ月以上経過していても骨盤が動くことが多いです。実際、出産後から1年以上経過してから通院を開始する方も多いです。なかには出産後15年経過した方でも骨盤周囲が1.9㎝細くなった事例もあります(全6回)。

その他で言いますと出産後8年・6年の方が複数います。このように、インターネット上の一般論と実際の現場では大きな違いがあります。

出産後から数年経過している方は当院にご相談ください

出産後からかなりの期間を経過していても矯正できる方にはある特徴があります。それは骨盤の緩さが残っていることです。実際に施術をすれば骨盤が動くかどうかすぐにわかります。

産後骨盤矯正が可能な期間は一人一人全く異なります。もし、産後骨盤矯正をあきらめてしまっている方はぜひ一度、施術を受けてみてください。