こんにちは!
Shin整骨院の飯島です。
ここ最近、体質改善を目的としたオンライン食事サポートに興味を持ってくださる方がありがたいことに増えています。
とにかく体重が落ちればいいという思考の方が多く、そのままだと健康を害する旨を伝えると「まだ病気じゃないからいいや」「病院の検査では異常なしだから〜」という反応をされる方が非常に多いです。
私のサポートを受ける受けないは別にどうでもいいのですが、「予防」と「治療」を明らかに混同してしまっている方が多いことに気づきました。
「予防」と「治療」・・・一見、似ているように見えますが、実は全く違います。
そこについての認識が曖昧なままだと、将来的な医療リテラシーに大きな差が出てくるので、今回は予防と治療の違いを詳しく解説していきます。
予防への取り組み
まず、「予防」への取り組みですが
体質を改善していく=弱い部分を改善していく
というイメージです。
カラダ本来の機能を取り戻す&高めるといった感じですね。
それに対して「治療」は起きてしまったものに対する緊急処置です。
例えば、出血多量の人に「血液の状態がよければ無駄な出血をしなくて済みます。ビタミンKの多い食事を摂取しましょう」なんて言ってたら命の危険が出てきます。
体質改善なんかより、どんな手段を使ってでも出血を止めないといけない。
骨折している人に「カルシウムですね〜」なんて言わずにまずは整復・固定です。
それは病気も同じで、発症してしまったら予防ではなく、まず治療です。
薬でもなんでも使ってでもいいから症状を抑えるという取り組みが必要になります。
病気は一刻を争う対策が必要です。
そこで最低でも数年単位で取り組むべき体質改善を慌ててスタートしてもチグハグな形になります。
もちろん、病気になった場合はそれをきっかけに生活習慣を変えることは重要です。
やらないよりは絶対にやった方がいいですが、それでは遅すぎるのは間違いありません。
カラダに異常が出てきたら取り組み自体が変わりますし、その場合は私のサポートできる管轄ではなくなる。
整体で例えるなら「転倒して骨折しないように運動して足腰を鍛えておきましょう」という提案に対して「運動が嫌いだから骨折したら考える」と言っているようなもの。
骨折してしまったら病院の管轄です。
さらに大きく低下した筋肉や機能を取り戻すにはかなりの労力を伴いますし、負傷前に戻れるとは限りません。
これがケガではなく病気だったら・・・?
という視点に置き換えてもらえるとわかりやすいと思います。
ケガでも病気でも回復後、低下した機能のリハビリなどで私はサポート可能ではありますが、その前段階への意識を持ってもらうためにサポート内容自体を変えたという経緯があります。
火を止めるか?氷を入れるか?の違い
治療=対症療法とも言いますが、わかりやすい例で言いますと「肌」です。
肌のかゆみ・肌荒れがある場合、体内で炎症が起きている証拠です。
お湯で例えると沸騰している状態。


鍋の底に火がついているからお湯が沸騰します(炎症)。
この場合、お湯に氷(薬)を入れるのが対症療法。
火を消しにいくのが根本対策です。
お湯が沸騰して鍋からお湯が溢れてしまっているなら一時的に氷を入れて緊急回避的に温度を下げるべき。
でも、火自体を消さないと氷を入れ続けないといけない状態になる。
火を消すには食事改善・運動どちらも必須。
整体でいうとマッサージが対症療法。
カラダに痛みが出ないように筋肉強化・姿勢改善をするのが根本対策。
機能がマイナスになってしまったら対症療法でゼロに戻す対策は重要です。
そこからプラスを大きくしていくのが根本対策。
頭痛なんかもわかりやすい例ですが、普段からエクササイズをして肩〜背中の筋力強化をして、首周辺のケアをしている。さらに姿勢もいい。そして食生活も安定している。
なのに頭痛がひどい、というケースは0ではありませんが非常にまれです。
もし、頭痛ある場合、ひどいときのみ薬に頼り、それ以外で筋肉強化・体内で炎症が起きにくい食事にする必要がある。
薬(対症療法)が悪というわけではなく、効果とリスクを理解した上で正しく使うのが理想です。
保険制度が充実しているがゆえの弊害
日本は保険制度が充実しているので、困ったら格安で病院に行けますし、薬もすぐ手に入ります。
だから薬をサプリメント感覚で飲んでいる人が非常に多いです。
「医者に飲めって言われたから〜」と疑問を持たずに服用を継続している人もかなり多いです。
これが“対症療法依存”の人が増えている原因となっていると私は考えます。
本来、薬は毒性・負担も含めて良くも悪くもカラダへの影響が大きいです。
イメージとしては食品添加物の1万倍くらいですかね?
添加物・農薬などを気にしているけど常時、薬を服用している人が多いですが、本末転倒に近いかなと考えています。
いくら医師の提案とはいえ「本当に継続した服用が必要なのか?」というのは常に疑わないといけません。
一つ実例を挙げます。
1日100錠超えの処方は誰のため?
私の祖母は病院→看取り施設→復活→病院へ逆戻り
という珍しいパターンを辿っているところです。
入院期間中は薬の数はどんどん増え、看取り施設の入ったときには1日の薬は100錠以上にもなっていました。
ちょっと狂ってますよね?
これは何を意味しているかというと、医師は「この人にはどれくらいまで処方できるか?」という視点で、処方できる限界ラインまで出しているとしか思えません。
ちょっと言葉は悪いですが「どうせすぐ死ぬから出せるだけ出しておけ」という意図を感じました。
本当に必要ならそんな処方にはならないはず。
なぜなら看取り施設に入ってるから。
要は、薬で利益を出すためのものとしか患者を診ていないということ。
明らかに異常な量だったので、いまは薬の量を一桁にして、いまは回復傾向という状態です。
今回の例は特殊事例ではありますが、保険制度的に医師は薬で利益を出す必要があるので、「利益のための処方」であることが非常に多いことを知っておくべきです。
本当に目の前の患者のための処方なら看取り施設に入る患者に100錠以上の薬を出すのは異常です。
どれも必須である薬なら90錠以上減らしてから回復するなんてありえませんよね?
「そこまでひどくない」不調は“予兆”であることを知っておくべき
別の事例で言いますと「ステロイド」もわかりやすいです。皮膚へのステロイドがないと大変だという人であっても、食生活で肌を悪化させているケースが大半です。
もちろん、中には持病によって継続した服用が必須である人もいますが、そうでない場合は薬に頼らないといけない状態を変えていく必要があります。
例えば、薬局で購入できるような薬であっても添加物や農薬よりも格段に負担が大きいです。
「頭痛がするから」「風邪気味だから」「肌荒れがひどいから」という理由で頻繁に薬を飲んでいるのであれば、なぜ体調がすぐ崩れるのか?なぜ肌荒れするのか?という部分にフォーカスをしないとどんどん自分のカラダにダメージを与えていることになります。
- 肥満(隠れ肥満も含む)
- 肌荒れ
- 頭痛
- 便秘
- 貧血
- 生理不順
- 睡眠の質が悪い
これらの反応は全て病気の“予兆”であり、いまの食生活に問題があるサイン。
「なかなか痩せない・・・」という方はほぼ確実に上記項目のいずれかに該当しているはず。
だからダイエットをするにあたっても、やり方を間違えると自分のカラダを悪くする方向に持っていってしまう。
ちなみに上記項目に入るであろう「更年期」は海外の論文含めて鬼の調査中です。
いずれこのブログでも解説予定なので30代後半以降の方はお楽しみに。
本当はこのあと実際の血液データを用いて予防と対症療法の実例解説をする予定でしたが、長くなりそうなので今回はここまでにします。
次回はいわゆる「健康体」でも詳細なデータを取ると課題がいろいろ浮き彫りになった事例を解説します。
「検査では異常がないから」「とくにいまは病気じゃないから」という考えが危険である内容なので、非常に有益です。
他では見られない内容なので必ずチェックをしてください。











