こんにちは!
Shin整骨院の飯島です。
今回は最近取り上げる機会の多い「腸内環境」について解説していきます。
「腸内環境」「腸活」というワードを目にすることが多いですが、実はかなり複雑で難解な分野になります。
膨大な数の腸内細菌の名前も急に学術的見解が変わったりするのですが(呼び名など)、これはまだ研究途中であることを示しています。
「やっぱりこうだった」的な感じでリアルタイムでアップデートが進んでいる分野です。
だから勉強をして情報を追うとしても、旧名も一緒に覚えておかないと過去の情報を調べたときに意味がわからない状況になります。
こういった背景から、常に最新情報を追っていない限り、医師でも腸内については難解な分野になっています。
それくらい複雑なので、いろいろな角度から検査をしてチェックをするのが理想。
でも現実問題、それは大変だし金額も高いので難しい。
そこで、まずは自分で簡易的に腸内環境の状態を判断できる知識を身につくけておくことが重要になります。
次のチェック項目を理解して、日々の体調管理に役立ててください。
腸内のpH(ペーハー)が重要
pHというのは酸性〜アルカリ性を示す単位です。
学生時代に習っているので、何となくワードは覚えている方も多いと思います。
と言いつつも、私は学生時代に習った記憶は飛んでいますが・・・
細かく覚える必要はありませんが、腸内のpHは5.5〜6.8が理想になります。
ざっくりとpH7.0以上(アルカリ性寄り)もしくは5.5 以下(酸性寄り)になると悪玉菌が増殖しやすくなります。
具体的には異常腐敗が促進して、有害物質が蓄積&吸収されます。
要は、炎症がどんどん悪化するというイメージでOKです。
腸内環境を判断する材料は便の「色」「硬さ」「臭い」
では、ここから重要な判断方法ですが、3つの基準でチェックをしていきます。
- ①色:黄色に近いほど状態が良く、黒に近いほど悪い
- ②硬さ:柔らかい〜やや硬いくらいがベスト。泥状だったりコロコロしていたら状態が悪いと考えてOKです。
- ③臭い:これは明確で、臭いが強い=腐敗が進んでいる状態になります。
以下、図解にしました。


出産しているの方はわかると思いますが、赤ちゃんの便は黄色っぽいことが多いですよね?
これはまだ本格的な食事がスタートしていない=腸が荒れていない状態ということです。
もし、現時点での便が上記の理想値から外れている場合、腸内環境が悪化している可能性が高いので、いまの食生活が影響しています。
実は影響が大きい「便秘」
腸内環境の把握には食後の腸内通過時間も重要なチェック項目です。
理想は食事摂取から24〜48時間以内に便として排出されること。
腸内に便が長く留まるとアンモニア・腐敗産物などから毒素の再吸収が行われます。
すぐ外に排出したい毒素が、長く留まることでもう一度吸収せざるを得ない、という反応です。
その影響で体内で炎症が促進されます。
それによって炎症を鎮める反応が起きたり、再吸収された毒素を再び解毒したりなど、知らず知らずのうちにホルモンがフル稼働状態になります。
それはすなわち「ホルモンバランスの乱れ」につながります。
身近な反応では「肌荒れ」「疲労感」などがわかりやすい事例です。
出産後に腸内環境が悪化いやすくなる理由は血液データからも明らか
高確率で出産後の方は肝機能が低下していて血液上の数値に乱れがあります。
さらに「カリウム」という栄養素も不足している方が大半です。
カリウムが不足すると水分の浸透圧調整が乱れ、腸の動きを抑制します。
だから産後は「便秘」「むくみ」という症状が多くなります。
そして東洋医学的な考えでは肝臓は「怒り」を表す臓器。
“産後のイライラ”なんかも起きやすかった方は多いのではないでしょうか?
最新医療・古代医療どちらの面で見ても出産後に起きやすい症状と一致します。
「もう産後じゃないから」と思うかもしれませんが、血液データを見ると、明らかに出産後から数年単位で影響を受けている方が多い。
しっかりと“正しく”カラダを整える期間を 作っていないと、そのまま何年も引きずっている可能性が高いです。
「体型」は一つの参考データ。
それ以外にも「疲労感」「睡眠の質」「便秘」「むくみの有無」など、多角的な視点で見る必要があります。
カラダの不調は大事な“サイン”
痩せないだけでなく、上記項目のどれか一つでも該当すれば数年単位で少しずつ生活習慣を整えていかないと、年齢を重ねるごとにどんどん悪化していきます。
例えば、「○○が不足するとガンになるリスクが高まる」みたいな情報がありますが、持病がないとこういった内容の情報は飛躍しすぎて頭に入ってきません。
要は、いますぐイメージできないものなので現実味がないんですね。
だから、理解していても「へぇ〜」で終わってします。
でも、
元気バリバリ(大学生くらいまで)
↓
なんか疲れやすい(30歳手前)
↓
前より太りやすい・メンタルの起伏が大きい(30代超えてから)
↓
なんか体調悪い日が多い(30代後半)
↓
病気(早いと40代から)→ここで慌てる
自覚症状の有無に関わらず、体内の反応はこんな感じでジワジワと変化していきます。
いかに早く生活習慣の改善に取り組むか?
差が出るのは「察知能力」+「行動を変えるスピード」の2点。
いきなり専門知識を身につけるのは大変ですが、便の状態で腸内環境(=カラダの状態)を把握しておく習慣は重要です。
体調だけでなくメンタル面も腸内環境と連動することが明確になっています。
自分の体調を把握する第一歩として便の状態をチェックしてみてください!











