こんにちは!
Shin整骨院の飯島です。
今回は「ホルモンバランス」をテーマにしていきます。
実は食事で自らホルモンバランスを乱しているケースが大半です。
「食事と何が関係あるの?」と思うかもしれませんが、根本部分にあるのは間違いなく食事になります。
もちろん、年齢の問題やストレス・生理周期などの影響はありますが、こういった問題も食事内容で最小限にしたり悪化させる原因にもなります。
一般の方だけでなく医療従事者であってもホルモンバランスに対してざっくりした考えである人が多いくらい、複雑なものになります。
割と日常的に使う「ホルモンバランス」というワードですが、具体的にどうなの?という部分が抜け落ちた状態で使われていますよね?
そこで今回は「血糖値」をベースにホルモンバランスを解説していきます。
ほかにもホルモンはたくさんあります。
ただ、一度で多角的な情報を盛り込むと本を書けるぐらいの内容になるので、数ある中の一つである血糖値を参考資料とする形で進めていきます。
血糖値からの視点は”数ある中の一つ”ではありますが、カラダに及ぼす影響レベルはトップクラスに高いので(悪い意味で)、ぜひ知識を高めてください。
血糖値が上昇する弊害
炭水化物を摂取すると血管内に糖質が増えてきます。
一定の量を超えてくると血管にダメージを負います。
具体的な数値でいうと140mg/dl以上。
ちなみに、よく健康診断の血液検査でチェックされるのは「空腹時血糖」です。
当たり前ですが血管というのは重要な器官ですし、ダメージを負った血管は修復しにくいため、徐々に蓄積していきます。
高血糖状態が続くとカラダは危険だと判断するので、「インスリン」というホルモンを分泌して正常に戻そうとします。
まず、この時点で緊急回避を目的としてホルモン分泌が促進されます。
実際の血糖値の推移で解説
↓ある日の1日


これは私の血糖値推移です。
赤丸の部分は血糖値が急上昇したところです。
「血糖がスパイクした」という言い方もします。
最初のスパイクは朝の空腹時に白米100gを食べたときです。
少ないですよね?でも私の体質ではこうなるので、量をもっと少なくする必要があります。
2個目のスパイクは昼ごはん後です。
この日は施術が多く入っていて、食事の間隔が空いてしまったときになります。
やはり空腹では急激に血糖値が上昇します。
さらに問題なのは血糖値を下げすぎてしまい、また上昇させる反応が起きているということです。


赤丸の部分はカラダが「ヤバイ!下げすぎた!上げなきゃ!」という状態です。
糖質を摂取していないのに血糖値が一時的に上がっているのは「グルカゴン」という血糖上昇ホルモンが出ている証拠です。
- インスリン=血糖値を下げる役割(ブレーキ)
- グルカゴン=血糖値を上げる役割(アクセル)
この2つのホルモンが短時間でフル稼働している状態になっています。
今回の私の例では少量の白米なので血糖値160ほどですが、これが甘いお菓子やジュースであれば180〜200前後まで上昇する可能性が高い。
食生活が乱れている方は何回もジェットコースターのような乱高下を繰り返しているので、知らない間に体内はホルモン分泌で疲弊しています。
血糖値だけで見てこれですが、例えばこれがお菓子の場合はさらに要注意です。
酸化した有害な油も体内に入ってくるので炎症抑制のために白血球が稼働したり、血管以外でもホルモンのフル稼働が起きます。
それではどう考えてもホルモンバランスは乱れます。


これは別の日の血糖推移です。
先ほどの画像と比較すると一定のラインをキープできています。
実は1日の食事量は先ほどとほぼ同じで調整しています。
なぜ、食事量に差がないのに緩やかなグラフなのか?
この日は最初の食事の糖質量を抑えて、午後から糖質量を増やしていきました。
具体的には午後におにぎり130gを3回・スープご飯(100g)を小分けにした形です。
私の現状の体質では糖質の摂取を意識する場合、時間帯・空腹レベルを気をつけないといけません。
これは一人一人全く反応が変わるので、他の人は同じ対策が有効かどうかは別です。
血糖値は複数の観点でチェックすべき
ここまでのデータを見ていただければ「1日の糖質は○○gを目安にしましょう」というアドバイスはいかに表面的であるかがわかると思います。
私がいまチェックしているのは
- 急上昇ポイント
- 平均血糖値
- 時間帯
- 空腹レベル(食事間隔)
です。
なかなかリアルタイムで計測する場面はないと思うので、その際は
- 食後にボーッとしたら血糖値が急上昇している
- 食後1〜2時間後に眠くなったら血糖値が急下降している
と考えていいでしょう。
しかし、健康診断や体調不良による血液検査では食事内容や生活習慣もチェックせず、「糖質を控えましょう」程度のアドバイスになります。
これでは改善することができないのは明らか。
血糖値一つとってもさまざまな角度からホルモンバランスのチェックが可能です。
病気になる前に守る
「病気になったあと」は保険制度で治療の優遇を受けられますが、1番大事な「病気になる前」は自分で守る必要があります。
実は
- 肌荒れ
- お腹を壊す
- 不眠
- 頭痛
などはその予兆です。
こういった背景があるので、病気になったあとの「保険」にばかりお金を使うのではなく、「予防」にコストをかけるべきだと私は考えています。
この「コスト」はお金だけではありません。
「知識を付ける労力や時間」も含まれます。
今後も少し難しい内容の記事が増えますが、「予防へのコスト」だと思っていただければ嬉しいです。
「ここがわからなかった」などの疑問があればどんどんご質問ください!
よりわかりやすく解説した内容で発信させていただきます。











